自作枕カバーで最も多いトラブルが「縫い上がったのに枕が入らない」「ブカブカで布が余ってしまう」というサイズ設定のミスです。日本の寝具市場において最も普及しているのは枕カバーサイズ43×63寸法(横63cm×縦43cm)ですが、枕は厚み(高さ)がある立体物であるため、布地は平置き寸法よりも確実に大きめに設定しなければなりません。
ハンドメイドの専門メディア各社の検証データによると、仕立て上がりの美しさと出し入れのしやすさを両立させるには、「枕の厚み分+ゆとり2〜3cm」を考慮した設計が不可欠です。横に長い布を1枚使って折りたたむ「封筒式(1枚布仕立て)」を採用する場合、簡単枕カバー布の必要量と裁断サイズは以下の計算式で割り出せます。
また、布を横に長く取れない場合は、表面用1枚と裏面用2枚を重ね合わせる合わせ式枕カバー作り方が有効です。用尺や生地の柄行き(上下の向き)に合わせて、1枚布の封筒式にするか、パーツを分けた合わせ式にするかを柔軟に選択すると無駄が出ません。