かつての爆買いブームとは明らかに質が異なる。現在の大阪、特に心斎橋筋商店街や難波周辺は、体験型リテールの実験場だ。オニツカタイガーのメガストアは、単に靴を売る場所ではない。ブランドの歴史を体感できるギャラリーのような空間設計が施され、訪れること自体がステータスとなっている。
アジア圏からの観光客はもちろん、欧米からのトラベラーが目立つようになったのも最近の特徴だ。彼らの目当ては、自国では手に入らないプレミアムな購入体験。スマートフォンの画面を見せながら、特定のモデルを指名買いする姿が日常の光景となっている。