現地を訪れる観光客の間で頻繁に聞かれるのが、「写真で見たような広大な洗濯板が見られなかった」という落胆の声です。その原因のほぼ100%が、潮の満ち引き(干潮と満潮の時間帯)を確認していなかったことにあります。
鬼の洗濯板は、潮が引いたときに海面上に姿を現す「波食棚(はしょくだな)」です。満潮の時間帯に青島を訪れると、岩場のほとんどが海水に没してしまい、単なる平らな岩肌がわずかに波打ち際に見える程度になってしまいます。
現場を120%楽しむための黄金ルールは、気象庁や宮崎港の潮汐表(タイドグラフ)で「干潮時刻」を調べ、その前後2時間以内(計4時間のウィンドウ)を狙って訪問することです。特に新月や満月の前後に訪れる「大潮」の日の干潮時であれば、青島の周囲約1.5キロメートルにわたって海底の岩盤が広大に露出し、見渡す限りの絶景が広がります。
SNSや現地の口コミでも、訪れた旅行者から次のようなリアルな声が寄せられています。
「午前中の満潮時に着いてしまい『これが洗濯板?』と半信半疑だったが、夕方の干潮時にもう一度行ってみたら別世界。見渡す限りギザギザの岩が沖まで続いていて、自然のスケールに鳥肌が立った」(30代旅行者)
「青島神社への参道脇から岩場に降りられるが、濡れた岩や海藻が生えている箇所は信じられないほど滑る。ヒールやサンダルで歩いて転倒している人を何人も見かけたので、スニーカーや滑りにくい靴が必須」(40代家族連れ)
現地を歩く際は、滑りにくいスニーカーを選ぶとともに、夢中になって沖へ進みすぎて満ち潮に取り残されないよう、潮の動きには十分な注意を払ってください。