芳根京子を襲ったギランバレーの原因とは?中学の闘病と現在の健康

芳根京子を襲ったギランバレーの原因とは?中学の闘病と現在の健康

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芳根京子が異変に見舞われたのは、部活動や学業に打ち込んでいた中学2年生(当時13〜14歳)の秋のことでした。当初は足先の手ごたえがおかしくなり、走りにくさを感じる程度の違和感から始まったといいます。しかし、症状は急速に進行し、やがて自力で立ち上がることや歩行することすら困難な状態に陥りました。

診断された病名は「ギラン・バレー症候群」。運動神経が障害され、手足の筋力低下や麻痺が左右対称に広がる末梢神経の急性疾患です。読者が最も疑問に感じる「なぜ発症したのか」という原因について、厚生労働省の関連研究班や日本神経学会の診療ガイドラインによると、発症者の約60〜70%が発症の1〜3週間前に風邪(上気道感染)や急性胃腸炎などの先行感染を経験していることが判明しています。

体内に侵入した病原体(カンピロバクター菌やサイトメガロウイルスなど)を排除するために作られた抗体が、何らかのエラーによって自身の末梢神経を取り囲む髄鞘(ずいしょう)や軸索を「異物」と誤認して攻撃してしまう自己免疫疾患の一種です。芳根京子自身も過去のドキュメンタリー番組や手記において、風邪のような体調不良の後に急激に手足の脱力感に襲われた旨を明かしています。本人の体質や生活習慣の不摂生が招いたものではなく、感染症の引き金によって誰にでも突然起こりうる不可抗力のアクシデントでした。

山口 彩花
著者

山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。