実際に利用しているユーザーの間で、とりわけ技術的なブレイクスルーとして絶賛されているのが、国立国会図書館 次世代システム コマ検索の実験機能や、AIを活用した全文検索の高度化です。これまでのデジタルアーカイブは「書名」や「著者名」でしか引けず、雑誌の中に掲載された読み切り漫画や、特定のコマに描かれた描写を探し出すことは至難の業でした。
しかし、近年のデジタルコレクションに実装された次世代検索技術によって、目次情報に記載のない短編漫画のタイトルや、作中のセリフテキストをOCR(光学文字認識)で解析し、目的のページへピンポイントで到達することが可能になっています。
国会図書館 デジコレ 漫画 評判や国会図書館 デジタル ネットの反応を検証すると、利用者からは以下のようなリアルな実感が寄せられています:
「『子どもの頃に読んだ、タイトルも作者も分からないトラウマ漫画』の断片的なセリフを検索窓に入れたら、昭和50年代の学年誌の該当ページが一発でヒットして鳥肌が立った」
「電子書籍化を誰も望まないようなマイナーな怪奇コミックが、高精細スキャンで読めるのは人類の宝」
「スマホの画面だと見開き表示の迫力に欠けるが、iPadなどのタブレットで開くと、紙のヤケやインクの滲みまで克明に見えて資料的価値が恐ろしく高い」
その一方で、「商業漫画ビューアのようにサクサクとページをめくれない」「通信環境によってはページの読み込みに数秒待たされる」といった、電子書籍専用アプリと比較した操作性への不満も散見されます。あくまで研究・調査を主眼に置いた公的システムであるため、エンタメアプリのようなUIを期待すると落差を感じる点は否めません。