ネット検索で「薄幸 子役 時代」と検索すると、しばしば「2012年のNHK大河ドラマ『平清盛』で清盛の娘・盛子役を演じていた」という情報がヒットします。しかし、これはデジタルアーカイブの混同による完全な誤報です。
大河ドラマ『平清盛』で平盛子役(幼少期)を演じたのは、当時別の子役事務所に所属していた同姓同名の別人、あるいは別の子役女優の記録が検索エンジンのアルゴリズム上で混ざり合ってしまったものと見られます。薄幸(小泉成菜)は2010年頃にはすでに劇団東俳を離れており、2011年にはワタナベコメディスクールに入学してお笑いの道を歩み始めていました。したがって、2012年の大河ドラマに主要キャストとして出演した事実はありません。
また、「薄幸」という一風変わった芸名についても誤解が少なくありません。かつて番組で共演した巨匠・ビートたけしから直接名付けられたものであり、「見た目が幸が薄そうだから」「薄幸(すすき みゆき)にしなさい」と冗談交じりに命名されたことが由来です。本人は当初戸惑ったものの、この名前を受け入れたことで、それまでの迷いが吹っ切れ、やさぐれキャラクターとしての覚悟が決まったと語っています。