中座くいだおれビルを巡っては、ネット上でいくつかの誤解や混同が見受けられます。代表的な盲点を整理し、正しい事実を確認しておきましょう。
最も多い誤解は、「現在のビル=昔のくいだおれレストランがそのまま営業している」という認識です。前述の通り、創業地にあった旧レストラン「くいだおれ」は2008年に完全閉店しており、現在のビルは歌舞伎などを上演していた劇場「中座」の跡地に建てられた別個の商業ビルです。名物人形の太郎がキャラクターとして移籍・プロデュースされている形であり、かつての「8階建て丸ごと1軒の巨大ファミリーレストラン」とは運営形態が異なります。
また、「くいだおれ太郎は動かない単なる置物」と思われがちですが、実際は顔の向きを変えたり、口を開閉したり、リズミカルに太鼓を叩く精密なからくり人形です。公式X(@nakaza_cuidaore)などを通じて広報担当者が太郎の近況や衣装替えの様子を発信しており、季節ごとの装いの変化を楽しむファンも少なくありません。