パーマをかけてもすぐに落ちてしまう最大の原因は、髪の内部構造が不安定な時期に誤ったケアを行ってしまう点にあります。パーマは還元剤で毛髪内のシスチン結合(S-S結合)を切断し、ロッドで形状を作った後に酸化剤で再結合させる化学反応です。しかし、施術直後の髪は結合が完全に定着しておらず、髪のpHもアルカリ性に傾いたままになっています。
このデリケートな状態のまま、市販の一般的なシャンプーに多く見られる「高級アルコール系(ラウレス硫酸Naなど)」の強い洗浄剤で洗ってしまうと、キューティクルがさらに剥がれ、せっかく形成されたカールの結合が解けてしまいます。これがパーマが落ちる原因と理由の核心です。
また、多くの人が疑問に思う「パーマ当日シャンプー真相」ですが、現在の薬剤技術は進化しているものの、施術後24時間はシャンプーを控えるのが鉄則です。酸化プロセスが空気中の酸素を取り込みながら完全硬化するまでには約24〜48時間が必要とされます。当日にどうしても頭皮の汗や汚れが気になる場合は、ぬるま湯(38度前後)で優しく頭皮だけをすすぐ「湯シャン」に留めるのがカールを長持ちさせる秘訣です。