オープンキャンパス最大のハイライトは、一般的な大学案内パンフレットでは決して伝わらない「研究空間の空気」に触れられる点です。特に看板分野である京都工芸繊維大学デザイン建築学課程詳細プログラムでは、教員や在学生による設計課題の講評風景や、建築模型が所狭しと並ぶ製図室(スタジオ)が惜しみなく公開されます。
本学のデザイン教育は、単に美しい外見をデザインする「意匠」にとどまりません。人間工学、認知科学、材料工学に基づいた機能性と社会課題の解決を融合させる「工芸科学」の哲学が貫かれています。京都工芸繊維大学工芸科学部模擬講義を実際に聴講した高校生からは、「美大の自由奔放さと、旧帝大工学部の厳密な論理性の中間に位置する、まったく新しい学問領域に触れた」といった驚きの声が毎年多く寄せられます。
さらに、本学の強みである京都工芸繊維大学総合型選抜説明会も極めて重要な意味を持ちます。本学の総合型選抜(旧AO入試)は、高い学業成績だけでなく、独自の課題に対する深い思考力やポートフォリオ(作品集)、口頭試問を通じた探究力が厳密に問われる難関選抜です。オープンキャンパスで実施される入試説明会では、出願書類作成の留意点や過去の合格者の傾向について、選考に関わる教授陣自らが解説を行う貴重な場となっています。本学を総合型選抜で本命視する受験生にとって、このセッションの受講は見逃せないマスト要件と言えます。