「オートハイビームを設定しているのに全然ハイビームに切り替わらない」「メーターに警告灯が点滅した」というトラブルに直面した場合、故障を疑う前にチェックすべき外的要因がいくつか存在します。
まず、システムが自動でハイビームを作動させるには以下の作動条件を満たしている必要があります。
・車速が約30km/h以上で走行していること
・周囲が十分に暗く、街灯などの連続した照明がないこと
・前方にヘッドライトやテールランプを点灯させた車両がいないこと
・ライトスイッチが「AUTO」位置にセットされていること
速度が約24km/hを下回ると自動的にロービームへ復帰する制御になっているため、低速走行が続く市街地などではそもそもハイビームには切り替わりません。
また、メーター内のシステム警告灯が点滅・点灯している場合、最も多い原因はフロントガラスの曇りや汚れ、霜、直射日光によるカメラの一時的な視界不良です。エアコンのデフロスターを作動させて曇りを取り除いたり、ワイパーでガラス面の汚れを拭き取ることで、数分〜十数分走行すれば警告灯は自動的に消灯します。それでも警告が消えない場合は、カメラ軸のズレやセンサーユニット自体の不具合が考えられるため、ディーラーでのエーミング(校正)点検を受けてください。