Q1:極低出生体重児の退院後、感染症予防(シナジス注射など)で注意すべきことは何ですか?
A1:極低出生体重児は肺や気道が未熟なため、RSウイルス感染症にかかると重症化しやすいリスクがあります。そのため、流行期に合わせて重症化を予防する抗体製剤「シナジス(パリビズマブ)」の筋肉注射を月1回ペースで接種することが保険適用で推奨されます。担当の小児科医と接種スケジュールを必ず確認し、手洗い・人混みの回避など標準的な感染対策を徹底してください。
Q2:離乳食の開始時期は「暦月齢」と「修正月齢」のどちらに合わせるべきですか?
A2:基本的には「修正月齢」を基準に判断します。修正生後5〜6ヶ月頃を目安とし、首のすわりがしっかりしているか、スプーンを口に入れても舌で強く押し出さないか、食べ物に興味を示しているかといった消化器官や運動機能の発達サインを確認した上で開始します。主治医や訪問指導の栄養士と相談しながら進めるのが確実です。
Q3:就学時(小学校入学)の進路選択(普通学級・支援学級など)はいつ頃から相談すべきですか?
A3:年長児(就学の前年)の4〜5月頃から自治体の就学相談窓口や通院先のフォローアップ外来で相談を開始するのが一般的です。知能検査(WISC等)や発達検査(新版K式等)の結果、作業療法士の所見、日常生活の自立度を総合的に加味し、普通学級、通級指導教室、特別支援学級などの選択肢を検討します。早期に情報収集を始めることで、学校側の受け入れ環境(合理的配慮)の調整も円滑に進みます。