あの巨木が生育している場所は、ハワイ・オアフ島のホノルル市街地から北西へ約8キロほど内陸に入った場所に位置するモアナルア・ガーデン(Moanalua Gardens)です。ダニエル・K・イノウエ国際空港(旧ホノルル国際空港)から車で15分ほど、ワイキキの繁華街からもフリーウェイを使えば20分前後でアクセスできる緑豊かな歴史公園です。
モアナルア・ガーデンは単なる観光名所ではありません。もともとはハワイ王国を建国したカメハメハ王家の所領であり、カメハメハ5世の離宮が建てられた神聖な土地でもあります。園内には王族ゆかりのコテージが今なお保存されており、ハワイアンの伝統的な精神文化が息づく歴史遺産としても極めて高い価値を有しています。
日立グループは1970年代からこの公園にある特定のモンキーポッドを撮影地に選び、やがて公園の所有者と独占的なプロモーション契約を締結しました。莫大な維持費の一部を支援する形で、長年にわたり大樹の保護と日本国民へのイメージ浸透を両立させてきたのです。