戦闘における冨岡義勇の実力は、歴代の水柱の中でも傑出しています。基本の型である「水の呼吸」一ノ型から十ノ型を高精度で使いこなすだけでなく、自らの手で独自の新たな型を生み出しました。ここでは義勇が操る水の呼吸の全技を網羅します。
【水の呼吸:基本技と義勇の独自技一覧】
・壱ノ型 水面斬り(みなもぎり):交差させた両腕から水平に一直線の太刀筋を放つ。
・弐ノ型 水車(みずぐるま):前方へ垂直に一回転しながら円形の斬撃を繰り出す。
・参ノ型 流流舞い(りゅうりゅうまい):水流のように滑らかな足運びで敵の攻撃を躱しながら連撃を浴びせる。
・肆ノ型 打ち潮(うちしお):波が打ち寄せるように流麗な連続斬撃を放つ。
・伍ノ型 乾天の慈雨(かんてんのじう):自首した鬼や苦痛を与えず頸を落とす際に用いる、慈悲の剣撃。
・陸ノ型 ねじれ渦(ねじれうず):上半身と下半身の激しい捻転によって巨大な渦を作り出し、周囲を切り裂く。
・漆ノ型 雫波紋突き(しずくはもんづき):波紋の中心を突くような、水の呼吸で最速の直線突き技。
・捌ノ型 滝壺(たきつぼ):上空から滝のように垂直に刀を振り下ろし、大地ごと粉砕する範囲攻撃。
・玖ノ型 水流飛沫・乱(すいりゅうしぶき・らん):着地面積を極限まで小さくし、足場の悪い場所でも変幻自在に駆け抜ける。
・拾ノ型 生生流転(せいせいるてん):回転を重ねるごとに威力を増していく龍の如き連続連撃。
・拾壱ノ型 凪(なぎ):冨岡義勇が独自に創案した唯一無二のオリジナル技。
特筆すべきは、義勇が編み出した「拾壱ノ型 凪」です。自身の刀の間合いに入った敵の術式や攻撃を、水面が静まり返るようにことごとく無力化・無に帰すチート級の防御迎撃技。那田蜘蛛山の下弦の伍・累の血鬼術を一瞬で切り刻み、上弦の参・猗窩座の猛攻をも寸断するなど、義勇の研ぎ澄まされた集中力と静謐な太刀筋を象徴する奥義です。