ゲームの最終局面で最も激しい口論に発展するのが、「どのカードで上がってよいのか」というフィニッシュ規定です。日本大富豪連盟が定める大富豪禁止上がり詳細まとめは非常に厳格であり、勝利を急ぐあまりルール違反を犯したプレイヤーには容赦ない鉄槌が下されます。
公式大会で定められている代表的な禁止上がりカードは以下の通りです。
- 「2」での上がり:通常時最強カードによるフィニッシュの禁止。
- 「8」での上がり:確定で親番を取れるカードによる一方的勝利の禁止。
- 「ジョーカー」での上がり:ワイルドカードによる手軽なフィニッシュの禁止。
- 「スペードの3」での上がり(ジョーカー返しの状況):後述の特殊条件。
- 「革命時の3」での上がり:革命状態において最強となった「3」でのフィニッシュも反則。
- 「11バック時の3」での上がり:11バック中に最強となった「3」でのフィニッシュも同様に反則。
これらのカードを最後の手札として場に出して上がった場合、そのプレイヤーの上がりは無効化され、即座にゲームから脱落して「大貧民(最下位)」が確定します。手札に残ったカードが禁止上がり対象カードのみになった時点で、もはや自力勝利の目は消滅するのです。
ここで特筆すべきは大富豪スペ3返しの公式見解です。誰かが単体で出したジョーカーに対し、スペードの3をぶつけて場を流す行為そのものは完全に合法かつ推奨されるファインプレーです。しかし、「スペードの3を出してジョーカーを返したと同時に、自分の手札がゼロになって上がる」という行為は禁止上がりと判定されます。最強のジョーカーを封じる強力な効果を持つ代償として、最後の一枚として使うことには厳重な足枷がはめられているのです。