手軽さと圧倒的な低カロリーさに依存し、一日の食事や間食の大半をアイスボックスに置き換える若年層も増えている。この行動パターンに対して、食育や栄養指導を行う管理栄養士からは厳しい視線が注がれている。
「15kcalという数値は魅力的に見えますが、体に不可欠な栄養素がほぼ含まれていないことの裏返しでもあります」と管理栄養士は指摘する。食事代わりに頼り切る生活を続ければ、たんぱく質やビタミン、ミネラルが著しく枯渇し、代謝低下や肌荒れ、さらには隠れ栄養失調を引き起こす。低カロリーだから健康に良いのではなく、「栄養を摂らないことでカロリーを抑えているだけ」という現実を見失ってはならない。