スギ薬局の店舗アイデンティティの中核を担うのが、調剤薬局の併設です。ネット上には時折「スギ薬局の処方箋は高いのではないか」という書き込みが散見されますが、これは医療制度上の誤解に基づいています。
スギ薬局 調剤薬局 処方箋料金は、厚生労働省が定める調剤報酬点数表によって厳密に計算されています。薬剤そのものの価格(薬価)は全国一律であり、どの薬局に処方箋を持ち込んでも変わりません。生じるわずかな差額は、薬局の規模や機能、夜間対応体制、麻薬管理能力などに応じた「調剤基本料」や「地域支援体制加算」によるもので、窓口負担3割の場合、差額は数十円から100円前後の範囲内に収まります。スギ薬局だけが不当に高い調剤料を請求している事実は一切ありません。
むしろ注意すべきは、スギ薬局 スギポイント還元率の仕組みです。基本の付与率は「100円(税込)ごとに1ポイント」で、還元率としては標準的な実質1.0%です。しかし、一般的な共通ポイント(楽天ポイントやdポイントなど)と決定的に異なるのは、「1ポイント=1円としてレジでそのまま端数値引きに使えない」という点です。
スギポイントは、店内の専用端末やアプリを通じて「キッチン家電やグルメなどのカタログ景品」あるいは「特定商品の無料引換券」に交換する形式をとっています。このシステムを把握していない利用者が「ポイントを貯めても日々の会計が安くならない」と感じ、実質的な割高感や不満につながっている側面があります。近年ではアプリ上で「スギともの日」などに配信される特定クーポンへの交換ルートも拡充されていますが、現金同様の即時値引きを期待すると肩透かしを食うため、ポイントの出口戦略は事前に把握しておく必要があります。