慶應義塾大学法学部を卒業後、司法試験を突破した本江泰一郎は、大手法律事務所でキャリアをスタートさせた。だが、彼の真骨頂は現状維持を拒む姿勢にある。まだ「インターネット×法律」という概念が萌芽期すら迎えていなかった時代に、彼は大きな一歩を踏み出した。
設立した弁護士ドットコム株式会社は、専門家と市民の距離を一気に縮めた。さらに参議院議員選挙に自由民主党から出馬して当選を果たし、政治の舞台でも立法や規制緩和の課題に向き合うことになる。法廷、起業、国政。この異色の現場を知る人物は、日本全国を探しても決して多くない。