多機能で柔軟なラジエントヒーターですが、導入・使用にあたって把握しておくべきデメリットやリスクも存在します。
まず挙げられるのが加熱効率と電気代の差です。IHの熱効率が約90%と非常に高いのに対し、ラジエントヒーターの熱効率は約70〜75%前後にとどまります。熱が周囲へ逃げやすく、お湯を沸かすスピードもIHに比べて緩やかになるため、強火で短時間に湯沸かしをすると電気代が割高になりがちです。
もう一つの重大な注意点が火傷(やけど)の危険性です。スイッチを切った後も、トッププレートは長時間にわたって高温状態が続きます。見た目には赤色発光が消えていても、天板には触れられないほどの熱が残っているケースが多いため、小さな子供やペットがいる家庭では特に注意を払わなければなりません。「高温注意ランプ」が消えるまでは絶対に手を触れない習慣付けが不可欠です。