鹿沼土と赤玉土の違いを徹底比較!酸度と寿命で見抜く失敗しない配合術

鹿沼土と赤玉土の違いを徹底比較!酸度と寿命で見抜く失敗しない配合術

鹿沼土と赤玉土の違いを徹底比較!酸度と寿命で見抜く失敗しない配合術の注目ポイントを丁寧に掘り下げてご紹介します。

用土を選ぶ際、価格が手頃な「普通品」と、袋に「硬質」「超硬質」「三本線」「二本線」などと記された銘柄の間で迷う方は少なくありません。この硬度の差こそが、鉢植えの寿命を左右する決定的な分岐点となります。

一般的な安価な赤玉土は、天日乾燥のみで製品化されているものが多く、指で強く押しつぶすと簡単に崩れます。水やりを繰り返す日本の環境下では、約1年で粒子が崩壊して泥化し、鉢底の通気孔を塞いでしまいます。これに対して硬質赤玉土は、乾燥後に高温のキルン(回転炉)で焼き固める、あるいは粘土層の硬い部分のみを選別して破砕したものであり、2〜3年経過しても粒の構造を維持します。

鹿沼土における硬質鹿沼土も同様に、採取層の中から特に焼き締まった硬い軽石粒子を厳選しています。通常の鹿沼土は水を含むと比較的柔らかく脆い性質を持ちますが、硬質タイプは水流にさらされても崩れにくく、微粉の発生を最小限に抑えられます。植え替えの頻度を減らしたい大鉢の観葉植物や、植え替えによる根のダメージを極度に嫌うサボテン・塊根植物(コーデックス)を栽培する場合、硬質タイプを選択することは保険としての必須条件と言えます。

鈴木 陽菜
著者

鈴木 陽菜

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。