ミトコンドリアは自らエネルギーを作る過程で活性酸素を生み出すため、常に酸化ストレスの脅威にさらされています。この自爆とも言えるダメージを未然に防ぐのが、植物由来のファイトケミカルであるポリフェノールの抗酸化作用です。
とりわけ赤ワインやブドウの皮、ピーナッツの渋皮に含まれるレスベラトロールは、長寿遺伝子として知られる「サーチュイン遺伝子(SIRT1)」を活性化させる鍵物質として熱い注目を集めています。サーチュインが目覚めると、細胞内にある古くなったミトコンドリアを修復し、新しいミトコンドリアの生合成を促すシグナルが一斉に送られます。赤ワインならグラス1杯程度、あるいはお茶のカテキンやココアのフラバノールなど、多様なポリフェノールを毎日こまめに摂ることが細胞保護につながります。