近隣に製氷店がなく、どうしてもドライアイスが手に入らない緊急時には、コンビニやスーパーで手に入るアイテムを組み合わせた「氷+塩」の冷却テクニックが非常に有効です。
氷は通常0度で溶けますが、氷に対して約20〜30%の質量にあたる食塩を全体に振りかけて混ぜ合わせると、「凝固点降下」という化学反応が起こり、氷が周囲の熱を急速に奪いながら溶け出します。これにより、簡易的な保冷環境であってもマイナス15度からマイナス20度近くまで急激に温度を下げることが可能です。
この冷却法を実践する際は、密閉性の高いジッパー付き保存袋に板氷やクラッシュアイスと塩を入れ、冷やしたい対象物の周囲に隙間なく敷き詰めます。水漏れを防ぐために二重袋にし、厚手の発泡スチロール容器や高性能クーラーボックスに収めることで、アイスクリームや冷凍肉の融解を数時間は食い止めることができます。