社日の読み方は「しゃにち」です。日本の伝統的な暦において、二十四節気とは別に季節の移り変わりを的確に把握するために設けられた「雑節(ざっせつ)」の一つに分類されます。 社日は毎年決まった日付にあるわけではありません。古代中国から伝わる十干(じっかん=甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸)のうち、5番目にあたる「戊(つちのえ)の日」を基準に算出されます。五行思想において「戊」は土の兄(つちのえ)を意味し、まさに「大地・土」のエネルギーを象徴する干支です。 計算ルールとしては、春分の日に最も近い戊の日を「春社(はるしゃ/しゅんしゃ)」、秋分の日に最も近い戊の日を「秋社(あきしゃ/しゅうしゃ)」と定めています。国立天文台の暦要項および伝統的な暦算に基づくと、2024年から2026年にかけた社日の日程推移は以下の通りです。
2026年の春社は3月24日の火曜日、秋社はシルバーウィーク直前の9月20日日曜日となります。干支は60日で一周するため、10日ごとに訪れる「戊の日」と、天文学的に決まる春分・秋分の日の組み合わせによって、毎年日付が数日単位で変動します。