1歳児の3月製作で失敗しない極意!ひな祭り&進級記念アイデア

1歳児の3月製作で失敗しない極意!ひな祭り&進級記念アイデア

今注目を集めている 1歳児の3月製作で失敗しない極意!ひな祭り&進級記念アイデアについて、主要な情報を整理して公開しています。

Q1:手形足形アートをとる際、子どもが強く手を握りしめて(グーにして)絵の具がうまくつきません。どうすれば良いですか?
A1:1歳児の手掌把握反射の名残や緊張から手を固めるのはごく自然な反応です。無理に指をこじ開けると恐怖心を植え付けます。手の甲や手首を優しくさすりながら「リラックス、パーできるかな」と声をかけたり、腕を優しく揺らして緊張をほぐすのが効果的です。どうしても手を開かない場合は、指先を握ったままの「グースタンプ」を岩や卵に見立てるなど表現を切り替えるか、足の裏を使った「足形アート」を優先してください。足の裏の方が開閉の抵抗が少なく、安定して鮮明なスタンプを採取できます。

Q2:1歳児が絵の具やのりを口に入れてしまいそうで不安です。安全な材料はありますか?
A2:誤飲対策としては、食品由来のマテリアルを活用するのがプロの現場でも定石です。例えば、水で溶いた小麦粉やヨーグルトに食紅(食用色素)を混ぜて作る「食用フィンガーペイント」は、万が一口元を舐めてしまっても重篤なリスクを回避できます(※小麦等のアレルギーには十分ご注意ください)。また、糊の代わりに「水溶き片栗粉」を煮詰めて作ったデンプン糊を使用する園も多くあります。道具を使いたい場合は、食用色素を染み込ませたお豆腐スタンプや野菜スタンプも優れた代替案です。

Q3:作品集(おもいで製作)の表紙を長持ちさせるための補強や綴じ方のコツはありますか?
A3:1歳児が持ち歩いたり保護者が何度も見返したりするため、表紙の耐久性は極めて重要です。台紙には坪量200g/m²以上の厚口四つ切画用紙やクラフト紙を採用し、手形アートやシールを貼った表面には、業務用ブックカバーフィルム(透明ラミネートシール)を空気を抜きながら圧着するのが理想的です。綴じ穴にはパンチラベル(ビニール製の補強パッチ)を両面に貼り、太めのカラー平ゴムや麻紐で綴じると、ページをめくる際の破れを防ぎ、数年〜十数年単位での保存に耐えうる記念品に仕上がります。

Q4:製作に全く興味を示さず、すぐに立ち上がって部屋の隅へ走っていってしまう子にはどう対応すべきですか?
A4:集中が切れる、あるいは興味を示さないのは、その子の発達段階において「身体全体を動かす粗大運動」の欲求が優位であるサインです。無理に椅子に座らせ続けると製作自体が嫌いになってしまいます。一度製作コーナーから離れて思い切り走ったり身体を動かしたりする時間を設けた後、保育者が楽しそうにスタンプを押している姿を遠くから見せるなどして、本人の好奇心が自然に向くのを待つのが鉄則です。1回で終わらせようとせず、日を跨いで2〜3分ずつ小分けにして取り組む柔軟性を持ちましょう。

井上 凛
著者

井上 凛

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。