高品質な高フィルパワーダウンにも、知っておくべき弱点やデメリットが存在します。購入前に以下の3点を理解しておくと、後悔のない選択が可能です。
1. 価格の高騰:
800FPを超えるような成熟した水鳥の羽毛は採取できる量が限られており、価格が一気に跳ね上がります。都市部での日常使いがメインの場合、スペックに対してコストが割高になりがちです。
2. 水濡れや湿気に弱い:
ダウンは水分を含むと羽毛同士がくっついて萎んでしまい、空気を抱え込めなくなります。高FPダウンほど繊細な構造をしているため、雨や汗で濡れた際のかさ高低下(保温力低下)が顕著に現れます。
3. 保管時のロフト低下リスク:
長期間クローゼットで圧縮したまま放置すると、羽毛の復元力が損なわれ、本来のフィルパワーを発揮できなくなる恐れがあります。オフシーズンは圧縮袋を使わず、通気性の良い不織布カバーをかけて吊るして保管する手間が求められます。