食の体験においても妥協はない。かつてG7広島サミットで世界の要人たちをもてなした経験は、館内のレストランの隅々にまで生きている。その象徴が、フレンチレストラン「シャンボール」だ。
中世フランスの古城をイメージした格調高い空間で供されるのは、広島牛や瀬戸内産の鮮魚、地元契約農家の有機野菜を贅沢に使った革新的な一皿の数々。クラシックなフレンチの骨格を崩さず、土地の息吹を巧みに織り込むシェフの技量には脱帽する。ソムリエが提案するワインペアリングとともに料理を味わうひとときは、まさに五感を満たす至福の時間と言える。