日本の国石はなぜ水晶でなく翡翠なのか?選定の真相と5000年の歴史

日本の国石はなぜ水晶でなく翡翠なのか?選定の真相と5000年の歴史

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世界各国の国石事情を見渡すと、各国の地質資源や王室の伝統に根ざした象徴が選定されています。日本の国石候補となった5大鉱物の特徴と、諸外国の国石を比較整理したデータは以下の通りです。

鉱物名・対象主な産地・該当国モース硬度・特徴象徴的意義・選定評価翡翠(ヒスイ輝石)日本(糸魚川など)、ミャンマー硬度 6.5〜7.0 / 靭性が極めて高い【日本の国石】5000年の加工史、プレート沈み込み帯の象徴水晶(石英)山梨県、ブラジル、マダガスカル硬度 7.0 / 自形結晶が美しい【候補第2位】日本の伝統工芸の礎だが、世界中どこでも産出する輝安鉱(きあんこう)愛媛県市ノ川鉱山(世界最大級)硬度 2.0 / 金属光沢の刀状結晶【候補第3位】大英博物館等に所蔵される世界的銘品だが脆いエメラルドコロンビア、ザンビア硬度 7.5〜8.0 / 緑色のベリル【コロンビアの国石】世界最高峰の産出シェアと品質を誇るオパールオーストラリア(クーバーペディ等)硬度 5.5〜6.5 / 遊色効果(プレイオブカラー)【豪州の国石】世界シェアの約9割を占める代表的産出国ダイヤモンド南アフリカ、ボツワナ、ロシア硬度 10.0 / 地球上で最も硬い天然物【英国・南ア等の象徴】王室の王冠や富の象徴として君臨
山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。