使い道の優先順位も、親世代の青春時代とは劇的に異なる。現代の高校生にとって、支出の大部分を占めるのが「推し活(好きなアイドルやアニメキャラクター、VTuberなどの応援活動)」と「デジタルコンテンツ消費」だ。
限定グッズの購入、ライブ配信への投げ銭、オンラインゲームのスキン購入、各種サブスクリプションサービスの月額利用料。これらは単なる趣味の域を超え、クラスメイトやSNS上の友人グループと同調圧力なく付き合っていくための「必要経費」に近い扱いを受けている。
「月5,000円のお小遣いでは、推しの限定ライブチケット1枚すら買えない」。こうした背景から、休日や長期休みを利用して単発のアルバイトに励んだり、フリマアプリで不要品を売却して自力でお金を捻出したりするたくましい高校生も増えている。