大手メディアによる世論調査で支持率が低迷した首相在任時から現在に至るまで、インターネット空間における麻生太郎の評判は極めて独特な推移をたどってきました。
2000年代後半、漫画好きを公言し羽田空港でコミックを立ち読みする姿が報じられたことで、匿名掲示板「2ちゃんねる(現5ちゃんねる)」を中心に「ローゼン麻生」の愛称で親しまれました。秋葉原での街頭演説に数千人の若者が押し寄せた現象は、ネットカルチャーと政治が融合した日本初の事例として記録されています。
SNSや知恵袋、YouTubeなどの動画プラットフォームにおけるリアルな声を分析すると、麻生太郎を熱烈に支持する層には明確な共通点が見られます。「メディアの切り取り偏向報道に屈しない姿勢」「官僚や海外プレッシャーに媚びない強者感」「斜に構えたマフィア風のファッション(ボルサリーノのハットなど)も含めた人間的魅力」が評価されています。
一方で、リベラル層や福祉重視の有権者からは、「特権階級ゆえの弱者冷視」「品格を欠く言動」として激しい嫌悪感を向けられ続けています。ネット世論は常に熱狂的なシンパと絶対的なアンチに二極化しており、良くも悪くも無関心でいられないキャラクター性が、語録が風化しない最大の原動力となっています。