2015年に公開され、今なお名作として語り継がれる『映画ちびまる子ちゃん イタリアから来た少年』でも、冬田さんは強烈なインパクトを残している。劇場版という大きなスケールの中でも、彼女の大野君に対するブレない姿勢は健在であった。
外国からの留学生たちが訪れ、クラス中が大騒ぎとなる中で、冬田さんは自身の目的を見失わない。大野君と少しでも接点を持とうと画策する一途な姿は、スクリーン越しに観客の笑顔を誘った。映画という特別な空間だからこそ表現できた、彼女の「ブレない強さ」と人間味あふれる魅力は、作品の魅力をより層の厚いものにした。