かつて「ファンシーグッズの老舗」に過ぎなかったサンリオは、完全な高利益率IPライセンス企業へと変貌を遂げた。デジタルコンテンツ領域への進出、海外プラットフォームとの大型提携、そして世界規模での「Z世代向けIP戦略」の成功が、四半期ごとにサプライズ決算を叩き出している。
東証の売買が閉まる15時。直後に開示される適時開示情報を飲み込んだ個人投資家が、真っ先に駆け込むのがPTS(私設取引システム)だ。翌朝まで待てない「買い意欲」が集中し、時にはストップ高水準まで買い進められるシーンも珍しくない。この夜間の熱狂こそが、現在のサンリオ株が持つ驚異的なモメンタムの証明だ。