ねんね期(生後0〜5ヶ月頃)やおすわり期(生後6〜8ヶ月頃)の赤ちゃんは、自力でハサミやクレヨンを握ることがまだ難しい。しかし、この時期だからこそ真価を発揮するのが手形・足形を使ったアート表現だ。赤ちゃんの小さな足裏にオレンジや黒のスタンプインクを優しくつけ、画用紙に「ペタッ」と押し当てる。その小さな足形が、あっという間に愛くるしいジャック・オー・ランタンや黒猫のシルエットへと生まれ変わる。
製作時の最大のポイントは、赤ちゃんの姿勢と体調に合わせた無理のない工程設計にある。授乳後やご機嫌な時間帯を見極め、抱っこした状態で手早く型を取るのがコツだ。最近では、水洗いで簡単に落とせるアレルゲンフリーの絵の具や、肌に直接インクが触れない転写シート型のスタンプ台が登場し、保護者や保育現場のハードルを劇的に下げている。ご家庭や園ですぐに応用できる、安全で失敗しない秘密のテクニックがここにある。