現在のヘアスタイルトレンドは、大きな転換期を迎えている。街を行き交う人々の髪型を観察すると、ナチュラルな毛流れを作るニュアンスパーマや、形状記憶力に優れたデジタルパーマを組み合わせたスタイルが主流となった。かつてのような強いリッジ感を出す施術から、毛髪の質感を活かしたしなやかなデザインへとシフトしているのだ。
メンズサロン界を牽引するトップ美容師の高木琢也氏をはじめ、第一線で活躍するスタイリストたちも口を揃えて「施術後のホームケア設計」の重要性を指摘する。どれほど高度なパーマ技術を駆使しても、自宅での洗髪習慣が荒れていれば髪の結合は緩み、ウェーブは崩壊する。サロンの仕上がりを再現できるかどうかは、洗面所に置かれたボトルのナカミ次第というわけだ。