海外を発端とするボディポジティビティの潮流は、日本のエンターテインメント界にも深い影響を与えた。自分の体型や年齢を受け入れ、それを肯定的なエネルギーに変えていく姿勢だ。日本のグラビア界で第一線を走ってきた先駆者たちは、実はこのコンセプトを数十年前から体現していたとも捉えられる。
「人に見せるための美」から「自分のための健やかさ」への意識変化。このシフトにおいて、長年ボディケアや自己管理に向き合ってきたタレントの発言力は極めて強い。自らの過去を誇りに思い、それを未来のキャリアの糧とする生き方は、自己受容を模索する現代人にとって強力なロールモデルとなっている。