2018年ロシアW杯の真実!西野ジャパン激闘譜とロストフの14秒

2018年ロシアW杯の真実!西野ジャパン激闘譜とロストフの14秒

今注目を集めている 2018年ロシアW杯の真実!西野ジャパン激闘譜とロストフの14秒について、詳しいまとめをご紹介しています。

2018年4月9日、日本サッカー協会は本大会開幕まで約2カ月という異例のタイミングでヴァイッド・ハリルホジッチ監督の電撃解任を発表しました。チーム内のコミュニケーション不全やテストマッチでの停滞を理由に白羽の矢が立ったのが、当時技術委員長を務めていた西野朗監督でした。「西野ジャパン」の船出は、世論やメディアから「準備不足」「惨敗必至」と極めて懐疑的な目で見られていたのが実情です。

しかし、西野監督は長谷部誠主将、本田圭佑、香川真司、長友佑都といった経験豊富なベテラン勢の意見を積極的に吸い上げ、短期間でチームの心理的安全性を劇的に回復させました。ハリル体制の規律重視から、選手のインテリジェンスと判断に委ねる柔軟なマネジメントへと舵を切ったのです。選出された2018年ワールドカップ 日本代表メンバー23名は、過去2大会を経験したコアメンバーと、柴崎岳や原口元気といった脂の乗った中堅が融合した構成となりました。

迎えた6月19日、グループリーグ第1戦のコロンビア戦で日本は世界を驚かせます。開始早々の3分、相手MFカルロス・サンチェスがハンドで一発退場となり、香川真司が冷静にPKを沈めて先制。同点に追いつかれた後半28分、本田の左CKから渾身のヘディングシュートを叩き込んだのが大迫勇也でした。

この劇的な決勝弾によって、全国高校サッカー選手権時代に対戦相手の主将がロッカールームで放った叫び「大迫半端ないって」というフレーズがSNSやメディアを席巻し、日本国内で巨大な社会現象へと再燃しました。強豪相手に数的優位を活かし、中盤で柴崎が長短のパスを散らしてゲームを支配したこと、そして前線で大迫が圧倒的なポストプレーで起点となり続けたこと――これこそが日本代表 コロンビア戦 勝利の理由であり、アジア勢がW杯本大会で初めて南米勢を破るという歴史的快挙をもたらしました。

中川 明日香
著者

中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。