Q1:文庫本と単行本(四六判)で折り方やサイズ調整は大きく変わりますか?
A1:基本的な折り方の構造は全く同じです。変えるのは「上下を内側に折り込む幅」だけです。文庫本(高さ約148mm)の場合は手ぬぐいの上下を大きく内側に折り込んで高さを低くし、単行本(高さ約188mm)の場合は折り込み幅を狭くして高さを確保します。一般的な手ぬぐい(幅約33cm)であれば、どちらのサイズも余裕を持ってカバーできます。
Q2:100均(セリアなど)の手ぬぐいでも本が傷んだり破れたりしませんか?
A2:本を傷める心配はありません。セリアなどの綿100%手ぬぐいは適度に薄手で、むしろ文庫本の折り返しがすっきり収まるメリットがあります。ただし、顔料プリントの製品は使い始めに摩擦によるごく軽微な色落ちの可能性があるため、使用前に一度水洗いすることをおすすめします。
Q3:手ぬぐいの端の切りっぱなしが気になります。両端を縫ったほうが使いやすいですか?
A3:あえて縫わないことを強くおすすめします。両端を三つ折りにしてミシンで縫ってしまうと、その部分だけ生地が分厚くなり、表紙を差し込んだ際に段差ができて本が不自然に浮き上がってしまいます。切りっぱなしだからこそ折り目がフラットに収まります。ほつれて出た糸だけをハサミで切っていけば、数回のお手入れで落ち着きます。
Q4:読書途中で挟む「しおり」はどうすればいいですか?
A4:後ろ表紙を手ぬぐいで包む際、手ぬぐいの端が少し余る場合は、その余った端を内側に細く折り込んでそのままページに挟み込むことで「布のしおり」として活用できます。また、手ぬぐいを折る工程の途中で、お気に入りのリボンや組紐の端を背表紙側の折り込みに挟むだけで、簡単にスピン(しおり紐)付きのカバーに仕上がります。