伊豆・修善寺の丘陵地帯に広がる「自転車の国サイクルスポーツセンター」は、半世紀以上の歴史を持ちながらも、オリンピック開催を機に抜本的なリブランディングと施設再編を行いました。一時的な休園期間を経てリニューアルオープンを果たした現在のパーク内は、従来のレトロな自転車遊園地という枠組みを超え、スポーツ・エンターテインメント・アウトドアが融合した近代的なアクティビティ拠点として再構築されています。
象徴的な存在である「伊豆ベロドローム」は、日本初となる木製250m屋内トラックを備えた世界基準のサイクリング競技場です。国際大会の舞台となったこの銀色のドーム型建築は、現在も日本ナショナルチームの強化拠点として機能しつつ、一般向けの見学ツアーや各種イベント会場としても活用されています。トップアスリートが疾走する緊迫感と、子どもたちの歓声が響くアトラクションエリアが隣り合う景観は、全国でも類を見ない同施設ならではの魅力といえます。
2026年現在におけるパークの最大の特徴は、「体を動かす楽しさ」と「豊かな自然景観」の掛け合わせにあります。富士山を望むパノラマビューを背景に、単なる受動的な乗り物ではなく、自らの脚で漕ぎ、バランスを取りながら前進するアクティビティが中心となっており、健康志向の高まりとともにファミリー層のリピート率を押し上げています。