店頭キャンペーンが開催された際、レジで「現金」を出してPOSAカードを購入している人は、還元率の半分以上を自ら捨てていると言っても過言ではありません。POSAカード(Point of Sales Activation)は原則として換金防止のためクレジットカード払いが禁じられていますが、コンビニ独自の決済インフラを迂回することで、チャージ時と決済時のポイントを重複獲得する裏ワザが確立されています。
まず筆頭に挙げられるのが、セブン-イレブンにおけるnanaco決済の活用です。通常、セブン-イレブン店頭でnanacoを使ってAppleギフトカードを購入してもnanacoポイント自体は付与されません。しかし、「セブンカード・プラス」などの特定クレジットカードからnanacoへ事前クレジットチャージを行うことで、チャージ時点で0.5%相当のポイントを確実に確保できます。これにより、キャンペーンの還元率にクレジットカードのポイントが上乗せされます。
さらに爆発的な破壊力を持つのが、ファミリーマートのファミペイ決済ルートです。ファミペイでは毎月「5と0のつく日(5日、10日、15日、20日、25日、30日)」にPOSAカードを購入すると、通常還元に加えてファミペイボーナスが1.5%追加付与される定例施策が展開されています。さらに、ファミマTカードやJCBブランドの特定の高還元クレジットカードからファミペイへチャージ(0.5%〜1.0%還元)した上でキャンペーン時期の対象日に決済すれば、
- クレジットカードからファミペイへのチャージ還元:0.5%〜1.0%
- 5と0のつく日のPOSAカード購入特典:1.5%
- 店舗横断のAppleギフトカード特別還元:5.0%〜10.0%
これら全てが合算され、実質7.0%〜12.5%超の三重取り還元が現実のものとなります。この多重構造を事前に仕込めるかどうかが、情報感度の高い層と一般層の決定的な支出差となって表れます。