店頭やカタログで見かける小さな男の子の人形に対し、「リカちゃんに弟ができたの?」と誤解する人は驚くほど多いのが実情です。しかし、家系図を照らし合わせるとその推測は脆くも崩れ去ります。りくくんは香山家の血縁者ではなく、リカちゃんのふたごの妹である「ミキちゃん・マキちゃんのおともだち」という全くの他人なのです。
では、なぜ「弟」だと思い込む人が続出するのでしょうか。最大の要因は、リカちゃんの公式家族構成にあります。実はリカちゃんには、1987年に誕生した「三つ子の赤ちゃん(かこちゃん・みくちゃん・げんくん)」が存在し、このげんくんこそが正真正銘のリカちゃんの弟にあたります。一般の認知としては「リカちゃんの下に小さな男の子がいる」という断片的な記憶だけが残り、店頭で独立してパッケージ販売されている幼児男子のりくくんを見て「あの子が弟だ」と直結させてしまうケースが典型的なパターンです。
小学5年生(11歳)のリカちゃんから見れば、りくくんは「妹たちが通う幼稚園のボーイフレンド兼遊び友達」。家族の一員ではなく、香山家に遊びに来る妹たちの親しい男の子というポジションが正確な関係性となります。