『スポンジ・ボブ』の世界には、マン・レイやダーティ・バブル、さまよえるオランダ人(フライング・ダッチマン)といった凶悪なヴィランが多数登場します。その中でプランクトンだけが別格の扱いを受けている決定的な証拠が、近年展開された公式プロジェクトです。
Netflixで世界独占配信された単独主役長編映画『プランクトン:ザ・ムービー』(デイブ・ニーダム監督)は、2026年現在もアニメーション界隈で高い評価を獲得しています。脇役に甘んじてきたプランクトンが主人公となり、彼の歪んだ野望が予期せぬ形で世界を巻き込み、カレンやスポンジ・ボブとの絆を再確認していくストーリーは、従来のファンだけでなく映画批評家からも絶賛されました。
映画第2作『海のみんなが世界を救Woo!』でも見せたスポンジ・ボブとの即席タッグなど、昨今のフランチャイズ展開においてプランクトンは「排除すべき絶対悪」ではなく、「物語の推進力を担うもう一人の主人公」としての立ち位置を不動のものにしています。