境内に足を踏み入れると、まず目を奪われるのが本殿横に設置される川越氷川神社 風鈴回廊 見どころの筆頭、木製のアーチに無数の江戸風鈴が吊るされた回廊です。使用されている風鈴はすべて職人が息を吹き込んで成形した手作りのガラス風鈴であり、赤、青、緑、透明など色彩ごとに微妙に異なる澄んだ高音を奏でます。
短冊には参拝者が自らの手で恋愛成就や家族円満、健康祈願などを書き入れることができ、初穂料(約300円)を納めることで回廊内の好きな場所へ結びつけることが可能です。風が吹き抜けるたび、数千もの短冊が一斉に揺らめき、耳孔をくすぐる音の波は、五感を通して夏の暑さを忘れさせてくれる圧巻の体験となります。
参拝客の間で絶大な人気を誇る体験型アトラクションが、川越氷川神社 あい鯛みくじです。手で引く通常のおみくじとは異なり、専用の小さな釣り竿を使って、張子(はりこ)で作られたピンク色の鯛を釣り上げるユニークな授与品です。
鯛の尻尾におみくじが挟まれており、中には出会いの時期や相手の特徴など、具体的な恋愛指南が記されています。良縁を願う「あい鯛みくじ」のほか、健康や総合運を祈願する赤色の「一年安鯛みくじ」も用意されており、釣った張子の鯛は旅の記念やお守りとして自宅へ持ち帰るのが定番の楽しみ方です。