ネット上の口コミで頻繁に目にするのが「敷居が高すぎてビジターは門前払いされるのではないか」「服装の取り締まりが厳しすぎてリラックスできない」という懸念です。しかし、これらは半ば都市伝説化した誤解と言えます。
遵守すべき太平洋クラブ六甲コースのドレスコードは、名門コースとして標準的なマナーを求めているに過ぎません。来場時および退場時はジャケット(ブレザー推奨、6月〜9月の夏季期間は任意)の着用が求められ、スニーカー、サンダル、Tシャツ、ジーンズ類での入場は固く禁じられています。プレー中も襟付きのスポーツシャツ(またはハイネック)を着用し、裾はスラックスやショートパンツの中に入れるのが絶対条件です。これらはプレーヤー同士が互いに敬意を払うための良識的なルールであり、特別なハードルではありません。
また、太平洋クラブ六甲コースへのアクセスに関する実用的な注意点もあります。所在地は兵庫県三木市吉川町。中国自動車道の吉川ICから約5分という驚異的な車アクセスの良さを誇りますが、公共交通機関を利用する場合は油断禁物です。最寄りとなるJR福知山線の新三田駅から運行されているクラブバスは、2024年4月1日以降、土日祝日のみ運行の完全予約制へと運用が変更されています。平日に電車とクラブバスをあてにして訪れることはできないため、事前の交通計画が不可欠です。
なお、クラブハウス内のレストランで提供される太平洋クラブ六甲コースのランチメニューも評価を支える柱です。伝統の特製ビーフカレーや旬の地元食材をふんだんに盛り込んだ御膳、鉄板焼きメニューなど、一流ホテルと遜色ないクオリティを誇ります。ただし、月曜セルフデーは昼食時間帯終了後にレストランが完全にクローズするため、ラウンド後の優雅なティータイムを期待している場合は注意が必要です。