受け忘れが判明した際、具体的にどのような手順で接種を進めればよいのか、再開時のスケジュール間隔と行政手続きを整理します。
1. 母子手帳で「正確な接種履歴」を確認する
まずは母子健康手帳の「予防接種の記録」欄を開き、日本脳炎の欄に記載されている接種日とロット番号を確認します。現状で「合計何回接種が済んでいるか(0〜3回)」を正確に把握することが初手となります。
2. 不足分の接種間隔ルール
特例措置を活用して不足分を接種する場合、厚生労働省のガイドラインに基づき以下の間隔でスケジュールを組みます。
- 1回も接種していない場合:第1期初回として6日以上(標準的には1〜4週間)の間隔を空けて2回接種。おおむね1年後(最低6か月以上)に追加(3回目)を接種。その後、9歳以上であれば第2期(4回目)を6日以上の間隔で接種。
- 1回のみ接種済みの場合:6日以上の間隔を空けて2回目を接種し、その後おおむね1年後に3回目を接種。
- 2回まで接種済みの場合:前回の接種から6日以上(標準的にはおおむね1年)の間隔を空けて3回目を接種。
- 3回まで完了し、4回目(第2期)のみ未接種の場合:前回の接種から6日以上の間隔を空けて4回目を接種。
3. 自治体での接種券(予診票)の再発行
接種券を紛失した場合や、有効期限切れの古い予診票しか手元にない場合でも心配はいりません。住民票のある市区町村の保健センターや感染症対策課に問い合わせれば、窓口または郵送で接種券の再発行が受けられます。自治体によってはマイナンバーカードを用いたオンライン申請に対応している地域も増えています。
4. 小児科・内科での予約方法
接種券が手元に届いたら、近隣の協力医療機関(小児科、または高校生以上なら内科)に予約を入れます。Web予約システムの問診欄に「日本脳炎 特例措置での接種希望(〇回目)」と明記するか、電話で「母子手帳を確認したところ〇回目が未接種のため、特例措置で接種したい」と伝えるとスムーズです。