ノンケとは、同性に恋愛感情や性的魅力を抱かない「異性愛者(ヘテロセクシュアル)」を指す俗語です。主にゲイ(男性同性愛者)やレズビアン(女性同性愛者)といったセクシュアルマイノリティの視点から、マジョリティである異性愛者を区別・呼称する際に用いられてきました。
元来は日本のゲイカルチャーや新宿二丁目などの当事者コミュニティにおける内輪の隠語でしたが、1990年代後半から2000年代にかけて匿名掲示板やインターネット文化を通じて一般へ拡散しました。現在では、セクシャリティの話題に限らず、漫画・アニメの二次創作(BL文化)や若者層のカジュアルな雑談でも広く使われるネットスラングの一種として定着しています。
なお、語感から「男性」のみを指すと誤解されがちですが、本来の定義としては男女の性別を問わず異性愛者全般を対象とします。ただし、文脈によっては「ノンケ男子」「ノンケの男友達」のように男性を指して使われるケースが目立ちます。