テレビ中継やグラウンド上の姿を見て、直感的に「太ったのではないか」と感じる視聴者が現れるのは、ある意味で自然な視覚的反応といえます。プロ入り当初の細身で手足が長い「好青年」のイメージを記憶しているファンほど、現在の重厚感あふれるシルエットに対して違和感を抱きやすいためです。
大谷翔平選手が太ってるように映る最大の要因は、胸郭の厚みと臀部・太もも周りの筋肥大にあります。MLBの過酷なシーズンを戦い抜く中で、メジャー屈指の強打者たちと対等以上に渡り合うため、意図的に除脂肪体重を増やしてきました。その結果、既製のユニフォームでも胸元や腰回りが張り詰めるほどの威圧感を放つようになり、体脂肪が増えたかのような錯覚を視聴者に与えています。
さらに、大谷翔平選手の顔が丸い理由として挙げられるのが、強烈な噛み締めによる咬筋の発達と、頭部を支える首回りの劇的なビルドアップです。時速160キロを超えるストレートを投げ込み、規格外の飛距離を誇るスイングを完遂する際、首から顎にかけての筋肉には凄まじい負荷がかかります。この部位が肥大したことでフェイスラインの輪郭が変化し、画面上ではふっくらとした印象に見えやすくなっています。