現代のファンタジーアートや玩具市場、ソーシャルゲームなどで頻繁に目にするのが、「角と羽の両方がある幻獣」です。「これはユニコーンなのか、それともペガサスなのか?」という論争はネット上でも長年繰り返されてきました。 結論から述べると、この「角と翼を併せ持つ馬」の代表的な呼称はアリコーン(Alicorn)、または俗称としてペガコーン(Pegacorn)や「ユニペグ」などと呼ばれます。 かつて歴史的文献において「アリコーン」という単語は、ユニコーンそのものではなく「ユニコーンの角から削り出された物質・粉末」を指す薬学用語でした。しかし20世紀後半以降、英米圏のファンタジーカルチャーや児童文学、テーブルトークRPG(TRPG)を通じて、「角を持つ天馬」を指す種族名へと意味の変容が起きました。 決定打となったのは、世界的な大ヒットを記録したアニメ『マイリトルポニー〜トモダチは魔法〜』です。作中で強大な魔法の力(角)と飛行能力(翼)を併せ持つプリンセスたちが「アリコーン」と明確に定義付けられたことで、2026年代半ばを過ぎた現在では、国際的にも「角翼馬=アリコーン」という認識が公のデファクトスタンダードとして定着しています。
ユニコーンとペガサスの決定的な違いとは?角と翼の正体と神話の真相
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