事故発生直後のSNS(当時のTwitter/X)やネット掲示板(5chなど)では、一部で大きな誤解と風評被害が生じていました。この誤解が生まれた構造と、是正されたプロセスを検証します。
- 誤解1:焼肉チェーンのガスコンロや厨房設備が原因という思い込み
爆発直後の現場写真で牛角の看板が炎上していたことや、「飲食店=可燃性ガスを使用する」という先入観から、初期報道前のSNSでは「牛角のガス爆発」と決めつける投稿が散見されました。しかし、消防の調査で牛角の設備からは一切のガス漏れ・過失がなかったことが証明されています。 - 誤解2:牛角側スタッフの避難誘導に対する偏見
一部のネット言説で「逃げ遅れたのは店側の誘導に問題があったのではないか」という無責任な憶測もありましたが、実際には突如として壁を突き破る爆風が襲いかかったものであり、予測不可能な事態でした。むしろ、瓦礫に埋もれながらも互いに声を掛け合い脱出したスタッフ・客の迅速な行動が、死亡者ゼロという結果につながったと報じられています。
当時の牛角平岸店に対するネットの反応を検証すると、事故原因がアパマンショップ側のスプレー缶廃棄にあると判明して以降は、「牛角は完全に巻き込まれた被害者」「ディナーを楽しんでいた客や店員が不憫すぎる」といった同情と応援の声が圧倒的多数を占めました。