超高齢社会が一段と深化し、住環境に対する要求水準が劇的に変化するなか、みどりの家の特徴は多くの検討者から熱い視線を浴びています。介護分野におけるみどりの家 介護施設は、入居者一人ひとりの生活リズムを尊重するユニットケアを重視し、「家庭的な温かさのなかで自立支援を促す場」として確固たるポジションを築いてきました。従来の画一的な大型施設とは異なり、定員9名程度の少人数単位で共同生活を送る形態が、認知症を抱える高齢者とその家族から強い支持を集めています。
一方、住宅建築の文脈で語られるみどりの家 注文住宅では、新潟をはじめとする寒冷・多湿エリアで培われた超高断熱性能(付加断熱)や耐震性能、緑豊かな自然環境と調和する高基礎設計が強みです。「何世代にもわたってメンテナンスコストを抑えながら快適に住み継げる家」という明確な思想が、性能重視派の施主の共感を呼んでいます。
両者に共通しているのは、「大量生産・画一対応とは対極にある、個別性に寄り添った丁寧な設計思想」です。この明確なアイデンティティこそが、情報が氾濫する現在においても指名され続ける最大の要因となっています。