価格改定から数年が経過した現在、利用客の受け止め方はどのように変化したのでしょうか。SNSの反響や店舗での利用実態を調査すると、消費者のシビアな視線と新たな利用パターンが見えてきます。
SNSや口コミサイトの投稿を分析すると、値上げ直後に吹き荒れた「実質値上げへの反発」は一段落したものの、客単価に対するシビアな声は根強く残っています。
「以前は家族4人で3,000円台だったが、今は普通に食べて5,000円近くになる。気軽に毎週行く場所ではなくなった」(40代・ファミリー層)
「スシローやくら寿司は1皿のクオリティが上がったが、皿数を食べたい食べ盛りの子どもがいるときははま寿司か魚べい一択になる」(30代・男性)
現場を視察して判明した興味深い変化は、各社が導入を進める「1貫皿」の急増です。かつて2貫100円で提供されていた上質ネタ(中とろや真鯛など)が、1貫100円〜150円として再編されたことで、客側も「皿数」ではなく「全体の支払額と満足度のバランス」を強く意識するようになっています。