『半沢直樹』のクライマックスを象徴するのが、屈辱と執念が激突する「土下座シーン」です。第1シーズンの最終回で大和田常務が膝を震わせ、苦悶の表情を浮かべながら床に額を擦り付ける場面では、平成の民放ドラマ最高記録となる関東地区視聴率42.2%を叩き出しました。
この瞬間、なんJ実況スレは秒間数百レスを超える過密状態となり、スレッドの書き込み制限がかかるほどの歴史的お祭り騒ぎに発展。悪役を完全に追い詰めるカタルシスと、そこに至るまでの壮絶な心理描写が視聴者の感情を極限まで揺さぶりました。
続く第2シーズンの最終回でも32.7%という高視聴率をマーク。ネットの書き込みがテレビの視聴意欲を掻き立て、テレビの盛り上がりがさらにネットへフィードバックされるという、理想的なシナジーが生み出された瞬間でした。