SNSや口コミサイトにおける「ネパールショップ評判」や「ハラールフードショップネットの反応」を丹念に追うと、利用者のリアルな心理が浮かび上がってきます。
初めて訪れる日本人ユーザーの多くが口を揃えるのが、「雑居ビルの上階で看板も読めず、入るのにかなりの勇気が必要だった」という戸惑いです。しかし、その後に続く感想の9割以上はポジティブなものへと変化しています。
「最初はおっかなびっくり入店したが、店員のお兄さんが『辛いの好き?それならこっちのチリがいいよ』と日本語で丁寧に教えてくれた。スーパーで買うのが馬鹿らしくなるほどスパイスが安くて感動した」(30代男性・自炊歴5年)
「バスマティライス取扱店現在を探して近所の店へ。5キロ袋をレジに持っていったら、チャイ用の茶葉を一袋おまけしてくれた。異国情緒たっぷりで通うのが楽しい」(40代女性・スパイスカレー愛好家)
一方で、米国ミズーリ州の「Reem Market」のように、日用品の買い物と宅配便の荷受・発送(ドロップオフ・ピックアップ)をワンストップで完結させる複合的インフラ店舗が海外で進化しているのと同様、日本国内のネパールショップも単なる食料品店にとどまりません。国際送金窓口(Remittance)やSIMカードの契約、現地語のコミュニティ掲示板を併設するなど、在日生活者同士を繋ぐ「命綱のような情報拠点」としての役割を担っています。この生活感が、来店者に独特の温かみを感じさせる背景となっています。